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備中和紙職人 – Naoki Tange –

岡山県倉敷市で備中和紙を制作する丹下 直樹さんの撮影を行いました。 備中和紙の歴史は古く、その製造技術は800年ごろに奈良から伝わりました。備中地方は和紙の一大産地となりましたが、明治時代に入ると和紙の生産は徐々に減少しました。直樹さんは祖父から半世紀以上使われている工房を受け継ぎ、一切の妥協を許さない和紙作りと、備中和紙の可能性を拡げるための挑戦を続けています。その制作過程は手作業で行われ、原料の精製から製品の乾燥まで大変な手間と時間が惜しみなく費やされます。

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